展示物一覧(鑑定手法紹介)

科学捜査展 ♯SEASON2 展示物一覧(鑑定手法紹介)

 巡回展示物「科学捜査展 ♯SEASON2」のうち、鑑定手法紹介の展示物一覧です。
併せて 捜査体験シミュレーション の一覧もご覧ください。


※本巡回展示物は全国への貸し出し用のものであり、科学技術館内での常設展示は致しておりません。
 ご来館いただいても、通常ご覧になることはできません。
 悪しからずご了承ください。




a 指紋鑑定

 汗や皮脂がスタンプの代わりになり、指紋は様々なところに付着します。
指紋は見つけにくいものですが、特殊なライトを当てたり、パウダーを指紋に付着させたりすることで、目に見えるようにすることができます。

a_1 指紋をさがそう!
特殊なライトと専用ゴーグルを使い、緑色の板に付着している指紋を見つけ出す体験をします。

展示物全体の大きさ
W400mm×D500mm×H150mm 電源要(1口) 10W

a_2 指紋の見えかた
検出用の特殊パウダーを付着させた指紋にブラックライトを当て、指紋が確認できる体験をします。

展示物全体の大きさ
W700mm×D300mm×H220mm 電源要(1口) 10W
※展示に際してはやや暗い場所である必要があります。




b 毛髪鑑定

 毛髪は自然に抜けるため、事件現場に落ちていることがあります。
ただし、毛髪なのか動物の毛なのか、あるいは繊維片なのかまず見分ける必要があります。
特殊なライトと専用のゴーグルを使い毛髪を捜したり、毛髪や動物の毛、繊維片の表面をデジタル顕微鏡で拡大して表面の違いを見ることができます。

b_1 毛髪をさがそう!
特殊なライトと専用ゴーグルを使い、黒いマットに付着している毛髪を見つけ出す体験をします。

展示物全体の大きさ
W400mm×D500mm×H150mm 電源要(1口) 10W

b_2 毛髪を拡大してみよう
毛髪、動物の毛、繊維片などの表面をデジタル顕微鏡で拡大して見ることができます。

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
W800mm×D450mm×H350mm 電源要(2口) 70W




c 血痕分析

 血痕らしきものが付着していると、まず付着のしかたや形状などを調べます。さらに試薬を使い人間のものかどうかを調べます。
血痕の付着状況から事件状況を推測したり、試薬を使って人間の血痕かどうかを判別する方法を紹介します。

c_1 血痕から推測する
血痕(実際は塗料)の付着状況から推測できる事件状況について紹介します。

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
W2,700mm×D2,700mm×H2,100mm 電源不要
※ベルトパーテーションなど、区画できる備品の用意が必要です。

c_2 血痕の判別方法
ルミノール試薬を使って血痕を判別する方法を、映像で紹介します。

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
W700mm×D400mm×H550mm 電源要(2口) 計50W




d 交通事故鑑定(工学)

 交通事故では、事故状況からシミュレーションでどのように事故が起こったか、検証することがあります。
事故結果を見ながら、どのような速度設定であったか選択し、選択した速度設定が実際にどのような結果になるか、事故結果と比較することができます。

・自動車とオートバイの速度を考えよう!

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
W900mm×D450mm×H400mm 電源要(1口) 10W




e 交通事故鑑定(法医学)

 交通事故のよって受けた傷(受傷痕)の状況から、事故はどのように発生したのか推測することができます。
カットアウトパネルとマネキンで、受傷痕からどのような事が推測できるのか、簡単に紹介します。

・受傷痕から推測する

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
約W8,500mm×D2,000mm×H2,100mm 電源不要
※ベルトパーテーションなど、区画できる備品の用意が必要です。




f 塗膜分析

 人間には同じような色に見えても、構成される成分や厚さ、積層などを分析することで、塗料の違いがわかります。
分析方法の一つである赤外分光法による塗膜分析の原理モデル装置で分析の原理と、同系色のサンプル板を実際に見比べて、塗料の違いを見ることができます。

f_1 塗膜分析の原理
赤外分光法による塗膜分析の原理モデル展示で、原理を簡単に紹介します。

展示物全体の大きさ
W700mm×D450mm×H120mm 電源要(1口) 30W

f_2 同じ色の形はどれ?
大きな金属板の表面に塗られた塗料はどれか、3枚のサンプル板を比較することができます。

展示物全体の大きさ
W450mm×D450mm×H60mm 電源不要




g 火災鑑定(火元の特定)

 火災の原因究明のために、火元を特定することが重要です。
焼け跡の全体状況や、木造住宅などでは建物を構築する柱や梁などの部材の燃え方の違いを調べていくと火元の方向が判ったりします。
模型や実際の材木を燃やし、どのように燃えたか、どのような事がわかるのか紹介します。また自然発火の原理についてもモデル装置で紹介します。

g_1 木材の燃焼度合い比較
同じ材質・形状の木材を3本燃焼させ、燃焼時間が変わると表面や内部はどのように変化するのか紹介します。

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
約W900mm×D600mm×H270mm 電源不要

g_2 火災の火元はどこ?
実際に燃焼させた住宅模型から、どのように火が廻ったのか簡単に紹介します。

展示物全体の大きさ
W660mm×D550mm×H560mm 電源不要

g_3 自然火災の可能性(収れん火災の原理)
レンズ効果などで太陽光が一点に集まり、思わぬところから火が出ることを収れん火災と言います。
光が一点に集まると熱を持つ原理についてモデル装置を使って体験することができます。

展示物全体の大きさ
W400mm×D400mm×H500mm 電源要(1口) 250W

g_4 自然火災の可能性(電線火災の原理)
電線が切れかかっている状態で電気を流し続けると、その部分は熱を持ちます。
自然発火の要因の一つでもありますが、この原理をモデル装置で体験することができます。

展示物全体の大きさ
W600mm×D300mm×H500mm 電源要(1口) 150W




h 火災鑑定(成分分析)

 放火などでは、ガソリン、灯油、シンナーなど燃焼促進剤が使われることがあります。
燃料促進剤が使われると、燃焼残渣(燃え残ったもの)を分析したときに、その成分が検出されます。
燃焼残渣の分析結果と、燃焼促進剤のみ+素材のみの分析結果の組み合わせから、燃焼残渣にどの燃焼促進剤の成分が含まれているか比較体験することができます。

・燃えた結果から調べてみよう!

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
約W1,700mm×D500mm×H400mm 電源要(3口) 180W




i 足跡鑑定

 犯人が空中を伝うなどしない限り、事件現場には足跡(実際には履いている靴跡)が残ります。個人を識別できるわけではありませんが、重要な証拠となります。
石膏を使った足跡採取の紹介や比較体験と、静電気を利用して自分の足跡を採取できる体験ができます。

i_1 残された足跡
石膏を使って採取した足跡と同じ靴はどれか、比較体験ができます。

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
約W1,200mm×D600mm×H120mm 電源不要

i_2 足跡をさがそう
床面に付着した靴底のダストを、静電気を利用して足跡として採取する体験ができます。
※この展示では、専属スタッフが1名必要です。
※スタッフ操作用として、別途使い捨てビニール手袋を必要数分ご用意いただきます。

展示物全体の大きさ(要展示スペース)
約W1,200mm×D600mm×H120mm 電源不要