生活の中で私たちのまわりにあたりまえのように存在している「光」。 「光って、いったい何?どんなもの?」と考えたとき、空気や重力と同様に「光」に関わるさまざまな現象は、私たちにその性質をはっきりとした形で意識させることはほとんどありません。 光そのものは、電気や電波と違って目に見えます。いや、光を通して見えると言ったほうがよいでしょう。 美しく神秘的な自然現象、気象現象、色彩、眼と視覚等、「光」に関連する不思議は数えきれないほどあります。 そして人間は、これらを巧みに利用しながら、実生活に役立ててきました。 ここでは、「光」の基本的な原理・現象や性質そして実用と応用を、さまざまな実験や装置を使ったデモンストレーションなどで遊び、楽しみながら「光」の原理・現象を探求し、考えます。
5E オプト
5E オプト
1.トリックギャラリー
モアレパターンや偏光板の貼り分けによって、不思議な図柄や美しい模様が見え隠れします。来館したお友達に、いろいろな形に偏光板を切り抜いてもらい、貼り付けました。
2.針のブラックホール
針の束で作られたブラックホールです。
すこし離れて正面から見ると針は先端だけをのこして暗くなってしまいます。
3.角のブラックホール
角(つの)の形をしたブラックホールです。
角の中に射し込んだ光は手前に反射しにくく、奥行きがわからないほど真っ暗に見えます。
4.月と太陽
回転する立体オブジェは、ストロボのタイミングを変えることで、月から太陽へ、そして太陽から月へと変身します。
5.レーザークラフト
レーザーは、いろいろなものに一瞬で絵や文字を加工することができます。
ここでは、目に見えない炭酸ガスレーザーを使って、消しゴムに名前を焼き付けます。
1日2回(各回30名)実施します。
当日、予約してね。(1個 100円)
予約方法: 展示室にある申込用紙にお名前を記入してください。
開館時間より1日分を受付いたします。ご了承ください。
◆実施時間◆
11:00〜11:45、14:00〜14:45
6.レーザーラップ
レーザー光が、回転するディスクから黒白の信号を読みとって、音楽に変えていきます。
自分で作曲もできます。
7.ホログラムのコマ
連続ストロボが当たる台の上でコマを回すと、コマに貼られたホログラムシールがさまざまに回転変化する様に見えます。
8.光線の探求
凹・凸レンズやプリズムなどが光線を変化させる様子を、レーザービームを使って立体的に見ることができます。
9.ライト アイランド(Light Island)
中央に置かれた光源から、スリットを通して放射状にライトを照射して、そのストライプの光線上にプリズムやレンズ、ミラーなどの光学素子を置いたときに、光がどのように反射、屈折するかを、光学パーツを自分で動かして確かめて見ることができる、光線をテーマにした展示物です。
10.いろいろトンネル
色分けされたトンネルの中に入っていると、照明の色が変化して、すべての色のパターンが変化して見えます。
11.レーザーアート
レーザービームで描かれるパターンを、3次元的に変化させることができます。
12.ブラックライト
ブラックライトが点灯すると、白い壁に紫外線で発光するシートに描かれた絵が浮かんできます。
13.蓄光スクリーン
カウントダウンの後ストロボが発光すると人の影が、壁に映り込みます。
14.流れる絵
暗やみにチラつく一筋の光は、ふとした拍子に絵や文字などのパターンとなって認識されます。
15.3色パレット
赤、緑、青、3色の光でスクリーンに色のついた影が映し出されます。
16.水レンズ
展示室の真ん中に、天井と床から張られたワイヤーで浮かんでいるのは、直径60センチの球形の水レンズです。
17.まぼろしの名水
小さなテーブルにあけられた穴に湧き出る水は、凹面鏡による光の反射によって、空中に浮んだ立体像です。
18.ミラータンク
凸面鏡になっているタンクローリーの表面に自分を映し、中に入って凹面鏡の空間を体験することもできます。
19.ダブルミラー
自分の姿を映しながら、2枚の合わせ鏡を動かすと左右反転する像とそうでない像のできることがわかります。
20.虹のしずく
モニタの上の水滴や水たまりは、レンズとなって、画像をつくりだしている色の秘密をおしえてくれます。
(オプト展示室前に置いてあります。)
21.のぼる水滴
ストロボの発光のタイミングをうまく合わせると、落ちていく水滴が下から上へのぼっていくように見えます。
22.底なしドラム缶
マジックミラーを利用した視覚トリックの展示物。無限に続くかのような底のないドラム缶です。
23.補色残像
モニターで画面を切り替えて、補色残像効果を体験します。
リンゴの補色残像2種類とカラー円盤の補色残像の計3種類が体験できます。
24.光のアニメーション
約2分30秒の映像を「プロジェクションマッピング」システムで投影しています。
25.オトノカタチ
スピーカーから出る音の周波数を変えることによって模様が変化する様子を観察してみよう。