1.くだらない罠

5階へ上るエスカレーターの壁にモアレパターンが生じていて、上っているけれど上っていないような錯覚が生じます。
科学する心の扉を開く「きっかけ」をつくりたい。 それはまず単純におもしろいと感動できるものでなければならないし、見る、聞く、触れる、感じるといった人間の感覚器官を総動員して体験し、主体的に参加することができると同時に客観的に観察できるものでなければなりません。 日常的にありふれていて、よく見慣れたものなのに何かを発見できる意外性をもったものは、おもしろさの背景に科学があり、大変奥の深いものです。 それぞれの人の無意識の熱中から、科学する心の扉が、ひとりでに、そしていつの間にか開いていくようなしかけがたくさんあるロビーです。

5階へ上るエスカレーターの壁にモアレパターンが生じていて、上っているけれど上っていないような錯覚が生じます。

水槽の底にある石が、その色と並べられ方で本当のオオサンショウウオのように見えます。

人が犬小屋に近づくとセンサーが感知して、中からうなり声がしたり小屋が揺れたりして、あたかもこわい猛犬がいるように思わせます。

空気が狭い穴を通るときに渦輪が生じ、その圧力を離れたところで感じることができます。

器械が人の動きを2コマ自動的に撮影し、それを交互にモニタに映し出します。
するとカタカタと踊り出すアニメーションとなって再生されます。

低いところのマイクに向かって声を出すとスピーカからエコーのきいた声が出て、赤いボタンを押すと止まります。
はしごの上のマイクに同じことをすると今度は奇妙な声が出てきて、学習したとおり止めようとしてボタンを押してもどんどん声が変に変わっていきます。
あきらめてはしごを下りると声は止まります。

マイクに向かって声を出すと、声の大きさに応じてモニタ内に文字が落ちてきます。
左右で文字の多い方に天秤が傾きます。
また、左右のモニタを飛び回っている蚊が片方の画面の中で台にとまると、そちらに天秤が傾きます。

4つのベンチがあります。そのうち2つは外見は同じで中がかたいものと柔らかいもの、あとの2つは片方に人が座るとてこでもう片方が持ち上がるという相互に関係し合うものです。

ベッドに寝た人の目、鼻、口がCCDカメラでサンプリングされ、そうとは知らぬうちにそれぞれ離れたところのモニタにアップで映し出されます。
それを他人が見て笑っている光景を別のカメラがとらえ、ベッドの人に目の前のモニタを見せます。

ある場所で下をのぞき込む人の顔をカメラでとらえ、それをトイレの便器の前にあるモニタに映し出します。

ハチの巣が入った箱が脚立の上に置かれています。
その上から超指向性スピーカで羽音が出されていて人があがって行くにつれてその音が大きく聞こえてきます。

スイッチを[ON]にすると機械が鉄球を運びレールに落とします。
転がってきた鉄球は高精度メカをタイミングよく通り抜け、スイッチを[OFF]にしてしまいます。

3つの穴の中にプレートがあり、それぞれ触ると「あつい」「つめたい」そして何とも言えない「アツメタイ」感覚がします。

いかにも弱そうな腕相撲の構えをした腕の手のひらに低周波発生装置が仕掛けられています。
◆電磁波(電気・磁石)関連展示◆
ペースメーカや人工内耳等、電気や磁石に注意が必要な医療機器をお使いの方は、体験をご遠慮ください。

日本で初めて新しい元素が発見されました。113番元素です。
113番元素の原子核の大きさを、水素やウランの元素の原子核と比較した模型で展示しています。
イリュージョンA展示室前にあります。分からないこと、教えてほしいことがありましたら、お声をおかけください。