1994年 科学技術館30周年記念ホームページへようこそ!
これまでご来館・ご支援いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
開館当時のようす
軽飛行機の展示や…
一階にはサーキットも!
特別寄稿~30周年によせて~
都内にお住まいのPN勝広さんから、開館30周年に寄せてお手紙をいただきました。
後日、パズルも掲載いたしますのでお楽しみに!
私は今年で41歳になります。
思い返せば30年前、1964年の開館時に、私も父親と一緒に科学技術館に来たことを、つい昨日のことのように思い出します。
大きな飛行機や、当時最先端だった宇宙の展示などを目の当たりにして、心がどうしようもなくワクワクと躍りました。
世相に目を向けると、バブル経済が崩壊し就職氷河期という言葉も生まれるなど、
これまでとは違った厳しい状況が続くのではないかという予測もあります。
しかし一方で、コンピュータの進歩やホームページなど新しい技術への期待も高まっています。
私は30周年を迎える科学技術館に、11歳になる息子大知と一緒に行こうと思っています。
あと30年経ち、科学技術館が60周年を迎えるころ、息子はちょうど今の私と同じ41歳になります。
その頃、世界は一体どうなっているでしょうか。
戦争や貧困、災害などによって苦しむ人たちは今より減っているでしょうか。
世界は総じて豊かになっているでしょうか。
今の私たちには想像もつかない新しい問題が起こっているかもしれませんね。
私は、父に科学技術館に連れてきてもらったことをきっかけに、技術職に就こうと思い、
現在では家電メーカーに勤めています。どんな未来であったとしても、科学や技術には夢があります。
科学技術館には、息子の世代や、さらに未来の世代にもその夢をつないで行ってほしいと願っています。
P.S.
私はパズルも好きですので、30周年の記念にパズルを作ってきました。
後日ホームページに掲載されるということでそちらも楽しみにしております。
それでは、どうか科学技術の夢が、未来にも必ずありますように。