2025年春休みミニイベント もっと知ろう!「消防火災展」
火災発生のニュースは、現代においても尽きることなく、テレビやインターネットなどで報道されています。私たちは、日常的に発生してしまう火災に対し、学校や職場での防災訓練や、火災が発生しやすい時期に注意喚起を行っていますが、そもそも火災についてどのくらい知っていますか。
「科学的な視点で火災とはどういった現象なのか」、「消防の現場では、どんな技術が活用されているのか」、「火災に直面したときの救助器具にはどのようなものがあるのか」、「避難するにはどのようなことが必要なのか」などを改めて知る・学ぶことは、火災予防の観点から、非常に大切なことでしょう。
本ミニイベントでは、さまざまなカテゴリーから、展示物を通じて火災や消防に関して紹介します。皆さんにとって、「何となく知っている」よりも、「少し詳しく知っている」機会になれば幸いです。
■会 期:2025年3月24日(月)~3月30日(日)
※期間中無休
■時 間:9時30分~16時50分
※科学技術館への最終入館時刻は、16時です。
※一部の展示物は、時間よりも早く体験の受付を終了する可能性があります。
■会 場:科学技術館4階E室 特設会場
※通常の入館料のみでご覧いただけます。
エリア1 展示物一覧
1.火災を知る(原理関係に関する展示)
1 | ものはなぜ燃えるのか?(映像) |
2 | ものが燃えるために必要な3つの要素 |
3 | 分子模型で考えよう『燃焼の化学反応』 |
4 | いろいろな薪の組みかた |
5 | 引火点と発火点 |
6 | 火災原因実験映像紹介(映像) |
7 | 天ぷら油による火災とは? |
8 | 過電流による発熱 |
9 | 収れん火災の原理 |
10 | 煙の伝わりかたを見てみよう ※この展示物は、下記の時間に、スタッフの操作のもと実演を行います。 ※実演時間の前後で、匂いが発生します。 《実演時間》予定 10:00~10:15、11:00~11:15、 12:00~12:15、13:00~13:15、 14:00~14:15、15:00~15:15、 16:00~16:15 |
11 | 煙から建物の中の条件を考えよう |
12 | 白い煙と黒い煙 |
13 | 煙が充満したときの視界(イメージ) |
2.技術を知る(火災現場で使われる技術の紹介に関する展示)
14 | サーモカメラで熱源を確認しよう |
15 | ウェアラブルカメラ |
16 | 探査用ドローン |
17 | がれきの中をのぞいてみよう |
18 | がれき探索体験 |
3.器具を知る(救助器具に関する展示)
19 | マット型エアジャッキ |
20 | 油圧スプレッダー |
21 | レスキューショット |
22 | 救護用担架 |
23 | 移動式救助工具セット |
24 | 防火服と耐熱服 |
4.行動を知る(避難するための行動を紹介する展示)
25 | 煙に巻き込まれないように避難しよう(AR体験) |


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エリア2 新展示「火災・防災シミュレーション」
「火災・防災シミュレーション」は、スマートフォン上で専用のアプリを使って体験することができます。全4種類のストーリーは、開催期間中に展開します。
■開催スケジュール
3月24日(月) | 脱出編 |
3月25日(火) | 脱出編 |
3月26日(水) | 脱出編、救出編 |
3月27日(木) | 救出編 |
3月28日(金) | 原因解明編 |
3月29日(土) | 原因解明編、予防編 |
3月30日(日) | 予防編 |






チラシ

- 本イベントで構成される、展示物は日本財団の助成を受けて制作されました。
- 展示物については、今後、巡回展示物の一部として、さまざまな施設への貸出を予定しています。科学技術館巡回展示物についてはこちらをご覧ください。