数と原理を考える ~ラ・ビレット展~

開催日: 2024年02月02日 - 2024年02月29日カテゴリー:

科学技術館では、算数や数学の要素が含まれた2024年冬のプチ企画展「数と原理を考える ~ラ・ビレット展~」を開催します。

会期:2024年2月2日(金)~2月29日(日) ※期間中無休
時間:9時30分~16時50分 (科学技術館への入館は最終16時)
会場:科学技術館5階C室特設会場 (通常の入館料のみでご覧いただけます)
主催:公益財団法人 日本科学技術振興財団・科学技術館

会場の様子に関する情報を追加しました。下記展示物写真の下部をご参照ください。(2024年1月20日)

ラ・ビレット展とは、フランスを代表する科学教育施設である国立科学産業都市「ラ・ビレット」との協力協定により制作された展示です。
みなさんが触れることも多いパソコンやスマートフォン。中に入っている緑色のボードの内部では、どんなやりとりをしているのでしょうか? ふだん私たちは0、1、……10、……といった10進数を使いますが、コンピューターは基本的には「イエス/ノー」、つまり0と1のみを使った2進数で計算やデータのやりとりをしているのです。
普段使いなれないこの2進数や比較による並べ替え、さらには面積や立方体の公式や定義を、ジグソーパズルの要領で実際にピースをはめ込むなど、自分の手で体験してみましょう。

数字と仲良くなれるパズル。科学技術館でじっくりと体験してみませんか?
あ……。今、心の中で「そんなの……どうせつまんないよ!」とつぶやいた、そこのアナタ。体験すればきっと、お子さんも大人も解けるまで悔しくて帰りたくなくなっちゃうかもしれません。

※本イベントでは、ふだんは科学技術館内では展示していない、
 巡回展示物「ラ・ビレット展」の展示物の一部を展開いたします。

チラシ(PDFファイル 約4.94MB)

【今回展示予定】
※都合により変更となる場合があります

C-1 スパゲティのならべかえ
C-2 チェックは厳重に
C-3 枝分かれ法
C-4 いろいろな分類方法
C-5 ギャルゲーム
C-6 ハノイの塔
C-7 公式を見つけよう
C-8 重さの違いは、どうしたら、わかるかな?
C-9 コンピューターマインド
C-10 4つ玉ならべ
C-11 ます目レース
C-12 セールスマン
C-13 デジタル・ディスプレイ
C-14 バイト
C-15 一番違っているのは、どれ?
C-16 メッセージ・コード
C-17 二の累乗
C-18 二進法のはかり
C-19 フランスの道路
C-20 シーケンサーと偶然性

m-1 目盛とグラフ
m-3 どうしてこのように分布するのでしょうか?
m-4 標本調査
m-5 女の子? それとも男の子?
m-7 古代における数の概念
m-8 レオナルド・オイラー
m-9 ピタゴラスの定理
m-10 中国のパズル
m-11 面積はどのように測るの?
m-12 ピラミッドの体積
m-13 初速度
m-15 グラフを読むことができますか?
m-16 グラフ理論
m-19 最大密度
m-21 4色定理

数字マジック

C-6 ハノイの塔C-13 デジタル・ディスプレイ
C-18 二進数のはかりm-8 レオナルド・オイラー
m-9 ピタゴラスの定理m-19 最大密度

※会場の様子

 会場内の展示レイアウトが完成しました。会場内の展示物の多くが約30年前に制作されたもので、とても古いものですが、まだまだ展示として“現役”です。

 たくさんの展示物がありますので、ぜひ体験してみてください。

ご来場お待ちしています。


おかげさまで科学技術館は2024年4月に開館60周年を迎えます