巡回展示

巡回展示物のご案内(貸し出しのご案内)

 科学技術館では、科学を身近なものとしてとらえ、楽しく遊びながら沢山の発見と驚きや感動を体験できるよう、様々な巡回展示物を用意し、「科学するココロ」を応援しています。全国へ貸し出します。

 巡回展示物の詳細は、このページ下部のそれぞれの開催要綱や展示物一覧、以下のPDFファイルをご覧ください。

※貸出状況につきましてはお問い合わせください。また、貸出までの流れについては、「展示物貸出にあたり」をご参照ください。

※展示物の予約状況については、「展示物予約状況」をご参照ください。

■新着情報

●貸出・更新情報

★新テーマのパッケージ展示物「火災と消防展」について

 当館では、新しい巡回展示物のパッケージとして、「火災と消防」をテーマとした展示物を、2023年度の公益財団法人日本財団の助成事業として制作しました。
 展示物の概要については、以下をご覧ください。

【2023年度【「火災から身を守るための防災・技術を紹介する」巡回型展示物の制作】展示物制作概要~(PDFファイル)

 なお、2024年度の「火災と消防」をテーマとした、第2期展示物制作を予定しており、 2025年4月以降に巡回展示物としての運用を予定しています。

 また、2025年3月25日(月)~31日(日)までの7日間、科学技術館2階C室イベントホールで本展示のお披露目イベントを実施予定です。  
詳しくは、「もっと知ろう!火災と消防」をご覧ください。
(2024年3月13日)

★「自然現象のメカニズム展」展示物紹介動画の公開について
 巡回展示物「自然現象のメカニズム展」の展示物一覧にて紹介している各展示物について、展示物の紹介動画を公開しました。
 展示タイトル部分をクリックすると、その展示の紹介動画を見ることができます。

 具体的な展示物がどのようなものか参考にされたい場合は、ご活用ください。(2023年7月6日)

★「光の世界」展示物紹介動画の公開について
 巡回展示物「光の世界」の展示物一覧にて紹介している各展示物について、
展示物の紹介動画を公開しました。
 展示タイトル部分をクリックすると、その展示の紹介動画を見ることができます。

 具体的な展示物がどのようなものか参考にされたい場合は、ご活用ください。(2023年6月29日)

新テーマのパッケージ展示物「自然現象のメカニズム展」運用開始について
 2022年3月23日(水)から3月28日(日)まで、科学技術館内で開催したイベント「自然現象のメカニズム展」にて展開した展示物を、新しいパッケージの巡回展示物「自然現象のメカニズム展」として、運用開始いたしました。
 詳しくは、こちらをご覧ください。(2022年6月11日)
 なお、本展示は、公益財団法人 日本財団より2020年度・2021年度助成を受けて作成したものです。展示物の概要については、以下をご覧ください。
【2020年度「自然現象のメカニズム」を学ぶ巡回型展示物制作概要】~(PDFファイル)
【2021年度「自然現象のメカニズム」を学ぶ巡回型展示物制作概要】~(PDFファイル)

新テーマのパッケージ展示物「光の世界」運用開始について
 2022年1月24日(月)から1月30日(日)まで、科学技術館内で開催したイベント「光の世界~体験してわかる!光の不思議~」にて展開した展示物を、新しいパッケージの巡回展示物「光の世界」として、運用開始いたしました。
 詳しくは、こちらをご覧ください。(2022年3月11日)

●展示物の運用終了について

【運用休止】
「地球環境展」並びに「実験ジャー」の運用は2022年3月末をもって終了いたしました。(2022年3月31日)

※巡回展示物は全国への貸し出し用のものであり、科学技術館内での常設展示は致しておりません。
 ご来館いただいても、通常ご覧になることはできません。
 悪しからずご了承ください。

★お問い合わせ先の変更について

 2022年4月1日よりお問い合わせ先部署名、電話番号、FAX番号が変わりました。
 下記連絡先までお問い合わせください。

お問い合わせ先

東京都千代田区北の丸公園2番1号
公益財団法人 日本科学技術振興財団
科学技術館運営部 巡回展担当
TEL 03-3212-8507
FAX 03-3212-8443
平日 09:00~17:00

※時間外のお問い合わせは、下記「巡回展示物 お問い合わせシート」に必要事項記入のうえ、FAXにて送付ください。

ラ・ビレット展

 常に進歩している情報科学。その中心にはコンピューターが不可欠であるといっても過言ではありません。しかしコンピューターでも、「イエス」、「ノー」、「あるいは」という人間にとって生活に密着した、日常的な論理で成立っているのです。
 コンピューターの比較的単純な論理や原理と数学的要素との密接な関係を知る、また答えまでの過程の重要性を理解していただくことを目的とし、コンピューターの原理に関連する展示物20点と数学の面白さをコンセプトにした展示物27点とに分かれています。詳しい原理説明がなくても、体験することで展示物の面白さを体感できる内容です。

ラ・ビレット展

※写真:最大密度

マグネット展

 テレビやパソコンなど、人々の生活の中ではいろいろな所で磁石は使われています。学校の授業でも磁石について学習することがあり、磁石にはN極、S極があるということはよく知っているかと思います。大きな視点で言えば北極、南極がある地球も、一つの大きな磁石です。また磁石には、N極とS極の組みあわせで、くっついたり反発しあったりする不思議な性質があります。普段使われている磁石では体現できないような仕組みを学ぶことで、磁石の持つ性質をより理解できる内容です。

マグネット展

※写真:ぶら下がり電磁石

スポーツを科学する

 ”より速く、より強く、そしてより遠くへ…..”。こうした欲求は、人間だけが持つ特有の本能といえます。競技記録はどこまで伸びるのでしょうか。
 各種スポーツが持つ楽しさや科学的な要素である原理原則を解き明かしながら、人間の能力や機能との関わりを探り、スポーツと健康を身近なものとして捉える展示です。子どもから大人まで幅の広い層を対象とした、参加体験型展示です。

スポーツを科学する

※写真:ボルタリング

感覚・体感フィールド

 人間の主な感覚には視覚、聴覚、味覚、嗅覚、そして触覚がありこれらは五感と呼ばれています。普段見たり、感じたり、食べたりは当たり前の日常生活の出来事であり感覚も生まれ持った機能です。
 この当たり前の感覚をもう一度再認識し、改めて感覚の知らない部分や感覚がもし不自由になった場合どうなるのか、色々な感覚が体験できる内容です。

感覚・体感フィールド

※写真:君の視覚は?

科学捜査展

 犯罪捜査の中で目に見えない証拠をいろいろな鑑定や分析で解明していくのが「科学捜査」です。
 科学捜査で用いられるさまざまな手法を体験型の展示で紹介します。また科学捜査の過程を捜査手帳に見たてた情報端末機を使いながら模擬体験できます。
 科学捜査とは実際どのようなものか、体験しながら学べる内容です。

科学捜査展

※写真:科学捜査体験・事件現場セット

究める!マグネット展

 私たちの生活の中で身近にある磁石。鉄にくっつく、磁石のN極とS極を近づけると引き付けあい、磁石のN極とN極、S極とS極を近づけると反発しあうという性質はよく知られています。
 しかし、磁石を活用して何かの製品をつくるには、性質以外にも性能を知ることが必要になります。
 磁石を活用している身近な製品や技術を紹介することで、磁石の性能を学習し、より深く磁石について理解できる内容です。

究める!マグネット展

※写真:磁石となかよし

科学捜査展 ♯SEASON2

 事件や事故の現場に残された物的証拠を手掛かりに、科学技術を利用して捜査する「科学捜査」。
 科学捜査で用いられる鑑定手法のうち7種類9項目に関する体験型の展示と、タブレット端末を使い捜査の一連の流れを模擬体験できる捜査体験シミュレーションとで、科学捜査を紹介します。
 科学捜査とは実際どのようなものか、体験しながら学べる内容です。
 尚、「科学捜査展」とは異なった切り口の内容で構成されています。

科学捜査展 ♯SEASON2

※写真:火災の火元はどこ?

マスレチック・ランド

算数や数学は、学校の授業で習う身近な学問です。その範囲は、数字や計算式だけでなく、図形なども含まれ多岐に渡ります。
そのため、難しい公式や定理に直面するとつまづいてしまうこともあるかもしれません。
しかしながら、本質がわかると、実はおもしろい学問でもあります。

本展示物では、算数や数学の本質を理解するために、ビジュアル的に学習することを目的としています。

マスレチック・ランド

※写真:美しい九九

光の世界

「光」は人々の生活に必要不可欠で、身の回りに当たり前のもの(事)として存在しています。また、光を使った様々な製品や技術は世の中にたくさんあり人はそれを活用していますが、実は光の性質・原理・特徴については知らない部分も多々あると思います。

太陽から届く光、照明から届く光など、光は私たちの生活には欠くことはできません。しかし光があることが当たり前過ぎて、「そもそもどのようなもの?」、「どんな性質・原理があるの?」、「どのように使われているの?」と改めて考えると、知らないことがあるかもしれません。

本展示物では、光が持つ性質や原理、光を使った製品や技術の紹介、光を使った少し面白い展示などを組み合わせて、「光を総合的に学ぶ」ことを目的としています。

※写真:レーザー光線の進みかた

自然現象のメカニズム展

雨が降る、風が吹く、太陽が昇るといった自然現象と関わりながら人々は生活しています。生活の中で起こる自然現象の多くは、発生することが当たり前と感じ、常日頃から意識することは少ないかもしれません。

本展示物は、『空や大気』、『陸地や川』、『海』と3つの大きな区分の中で起こり、「日常的に発生する」、「突発的に発生する」自然現象について、どのようなメカニズムで発生しているのか、改めて学ぶことを目的としています。

※写真:雨粒が浮かぶようすを見てみよう