子どもに教えたくなる!科学技術館
第3話「金色にかくされたヒミツ」
2016年5月1日号
4階 「Metal Factory」
科学技術館には、思わず子どもに教えたくなるような展示がいっぱい! そこで、科学技術館スタッフが、おすすめの展示アイテムやその楽しみ方を毎回1つずつ紹介します!
「おもしろそう!」「行ったことはあるけどそんなのあったっけ?」と思った方、たくさんの発見と楽しさがある科学技術館にぜひおこしください。
ピカピカキラキラの金属(きんぞく)をさがそう!
科学技術館4階の「Metal Factory(メタル・ファクトリー)」というコーナーは、スポーツ大会のメダルに使われていることがある金・銀・銅(どう)という金属や、亜鉛(あえん)・鉛(なまり)・ニッケルなどのはじめて聞くような金属について展示(てんじ)しているよ。
ところでみんなは金属って知ってる? わかりやすいとくちょうは、かたくてピカピカしているところかなぁ。展示の中のピカピカをさがしてみよう! おや!? 金色にピカピカしているものをいくつも見つけたよ。
板のような形になっているピカピカは金塊(きんかい)といって、全部金からできているよ。「金色」といわれる色はこの金からきているんだね。ほかを見てみると……あった、トランペットも金色をしているね! あれ? みんながよく知っている5円玉も金色だ! これ全部、金でできているのかなぁ。
おかねのところには、それぞれのおかねに使われている金属について書かれているよ。なになに、5円玉は銅と亜鉛でできているんだって。あれ? 金は使われていないのに、金色をしているんだね。これは不思議! それなら、ほかのおかねはどうなっているんだろう? この展示には5円玉から500円玉まで並んでいるけれど、どれも銅とほかの金属をあわせて作られているんだって。
そうすると、金色をしているドアノブも、金でできているわけじゃないみたい。何でできているかは、見にきてね! 〈まりこ〉
展示には、世界中の色々な種類の鉱石(こうせき)もかざられています。金が入っている鉱石があるので、虫めがねでどこに金があるか見つけてみてください。
また手でさわることができる鉱石もありますよ。
それから、金属が使われている身近なものや鉱山(こうざん)をさがすゲームもあるので、ぜひ体験してみてください。
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※このコーナーの内容は掲載当時のものです。
(展示、出展団体・企業名等)