子どもに教えたくなる!科学技術館
第16話「ふしぎなシアターで、地中へ!」
2017年12月15日号
3階 アトミックステーション ジオ・ラボ「地層処分シアター」
科学技術館には、思わず子どもに教えたくなるような展示がいっぱい! そこで、科学技術館スタッフが、おすすめの展示アイテムやその楽しみ方を毎回1つずつ紹介します!
「おもしろそう!」「行ったことはあるけどそんなのあったっけ?」と思った方、たくさんの発見と楽しさがある科学技術館にぜひおこしください。
地球の中の3Dシアター
科学技術館3階の「アトミックステーション ジオ・ラボ」にやってきたよ。おくのとびらは、なんだか潜水艦(せんすいかん)か宇宙船(うちゅうせん)みたいな入り口だね。いったいなんだろう? あれ、入れる時間になったって。行ってみよう!
中は小さな映画館(えいがかん)みたいな感じだけど、かべにふしぎなもようがあるね。あれ、これって土? 岩? ここは地面の中なの? なんだか化石なんかも、うまってそうだね。
外でもエネルギーや発電についてのいろいろなことがとりあげられていたね。発電の場合にも、毎日のくらしでのリサイクルと同じように、くり返し使える役に立つ部分もあるけど、廃棄物(はいきぶつ)、つまりゴミに当たるものも出てしまうんだって。
とくに原子力発電では、一部の放射性(ほうしゃせい)廃棄物は長い期間わたしたちの生活環境(かんきょう)から遠ざけておくひつようがあるそうなんだけど、一体どうすればいいんだろう? 安定して長期間ゴミをおいておけて、人間が住んでいるところからきょりがあるところ。そうか、地下深く!
石炭や化石が見つかるような、地中で岩やつぶがつみ重なったところを「地層(ちそう)」って言うけど、このシアター全体が地層なんだね。
いよいよじょうえいが始まるよ。この3Dメガネをかけるんだね。創(つくる)・望(のぞみ)の二人といっしょにぼうけんだ!
クイズにも取り組みながら、みんなのしょうらいのために、燃料(ねんりょう)のリサイクルや処分(しょぶん)について考えてみてね。 〈きょう〉
「地層処分」という言葉を聞いたことはありますか? ジオ・ラボで上映している3Dアニメ「地層処分シアター」では、将来を担うお子さんに知ってもらうため、地層処分に関するさまざまな内容を紹介しています。
小学5年生の創(つくる)と望(のぞみ)、またカメラのキャラクターのジオ君が、みなさんをお待ちしています。お子さんはもちろん、大人の方も楽しめる内容となっていますので、ぜひご覧ください!
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※このコーナーの内容は掲載当時のものです。
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