子どもに教えたくなる!科学技術館
第19話「“つぶつぶ”と“すきま”のヒ・ミ・ツ」
2018年5月1日号
4階 実験スタジアム「『ろ過』で地球の水について考えよう!」
科学技術館には、思わず子どもに教えたくなるような展示がいっぱい! そこで、科学技術館スタッフが、おすすめの展示アイテムやその楽しみ方を毎回1つずつ紹介します!
「おもしろそう!」「行ったことはあるけどそんなのあったっけ?」と思った方、たくさんの発見と楽しさがある科学技術館にぜひおこしください。
“つぶつぶ”と”すきま”のヒ・ミ・ツ
科学技術館4階の「実験スタジアム」は、いろいろな実験(じっけん)にさんかできるお部屋だよ。今日は、何の実験をやっているのかな? お、これから「『ろ過』で地球の水について考えよう!」という実験が始まるみたいだよ! これは平日だけやっている実験で、週末(しゅうまつ)や祝日(しゅくじつ)にはまたちがう実験をやっているんだって。うーん、これからいったいどんな実験をするのかなぁ? わくわく。
みんなは、「ろ過(か)」という言葉を聞いたことがある? 理科の授業(じゅぎょう)で聞いたことのある人もいるかな? はじめて聞いた人でもだいじょうぶ! この実験では、先生が模型(もけい)を使って「ろ過」を教えてくれるんだ! なになに、「ろ過」では、“つぶつぶ”と“すきま”がポイントなんだ! ふうん、なるほど、“つぶつぶ”と“すきま”って、そういう関係(かんけい)なんだ……。
ところで、机の上のザルはいったい何に使うのかな? 先生、お料理(りょうり)でも始めるつもりかな? なんと、ザルも「ろ過」に使うんだって! そうか、ザルの目の“すきま”を使うんだね!
それじゃあ、紙や絵の具はどうやって使うのかな? お絵かきでもするのかな? ええ! 紙にも、ザルみたいな“すきま”があるの!? ええ! 絵の具って、“つぶつぶ”で出来ていたの!? 本当かなぁ? 気になる人は、ぜひ「『ろ過』で地球の水について考えよう!」にさんかして、たしかめてみてね! 〈もと〉
「『ろ過』で地球の水について考えよう!」は、分かりやすく「ろ過」の仕組みが学べるプログラムです。学校で使うろ紙よりも数百倍も目が細かい、東レの先端(せんたん)ざいりょうである、ろ過膜(まく)を使って実験をします。
水をきれいにする技術は、世界の「水問題」を解決(かいけつ)する点で、いまとても注目されています。ぜひこのプログラムに参加して、身近なところでも活躍(かつやく)する先端技術にふれ、大切な「地球の水」について考えるきっかけにしていただきたいと思います。
こちらのページも見てみよう。
実験ショースケジュール(「ろ過」で地球の水について考えよう!)
※このコーナーの内容は掲載当時のものです。
(展示、出展団体・企業名等)